天使界に戻った、ひかるとイザヤールの2人、イザヤールは、長老オムイさまと話があるということで、先に長老の元へと言ってしまった。

ひかるも、後を追うように、星のオーラを捧げるために、世界樹の方に向かった。

世界樹に行くと、長老オムイさまとイザヤールの2人が先に到着していた。
「ちょうど良いところの来たな。見よ、この世界樹を。星のオーラのチカラが満ちて今にもあふれ出しそうだ。」と、イザヤールは言う。長老オムイさまも、「あと、ほんの少しの星のオーラで世界樹は、実を結ぶはずじゃ。」

イザヤールは、「果実が実り、その道を開き、われらをいざなうは、天の箱舟。ひかるよ、お前の持つ星のオーラを世界樹に捧げるのだ。オムイさまと私の予測が正しければ、いよいよ、世界樹が実を結ぶであろう。」

ひかるは、持っている、星のオーラをすべて、世界樹に捧げた。

「おお、女神の果実がっ!!」

天の箱舟がやってくる。しかし、天の箱舟は、目の前で、バラバラになって地上に落ちた。その衝撃で、実った女神の果実もすべて地上に落ちてしまった。

これは、どうしたことか! 私は、だまされていたのか?

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(第6話に続く)