ドラゴンクエストIX - 星空の守り人 - プレイ日記 第21話
「神のお告げ」
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ひかるたちがとうげの道に向かおうとすると、シーベルと名乗る学者から「ばんのうぐすり」を1個頼まれた。ばんのうぐすりは、「錬金レシピブック」によると、自分が今持っているアイテムで錬金できることが分かった。なので、さっそく錬金して渡してあげた。

ばんのうぐすり = 特やくそう + いやしそう + まんげつそう
特やくそう = 上やくそう * 2
いやしそう = やくそう + 上やくそう

ついでなので、錬金で、ちからのゆびわとスライムピアスを作り、それぞれ、みくゆうきに装備させた。

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ひかるたちがとうげの道に到着すると、暗そうな女の幽霊が現れた。幽霊は、「あの人は、ここにもいない。」と言い残して、立ち去ってしまった。

ひかるたちは、そんなことは、気にせずに、天の箱舟に乗り込んだ。

サンディいわく、「箱舟ちゃんのこの反応、ひかるが天使だってようやく認めてくれたってカンジ。」



運転席では、サンディが、こちょこちょ操作をしていた。そして、準備が出来、「それじゃ、いっくよー。すすす、スウィッチ、オンヌッ!!」の掛け声とともに、天の箱舟は、天使界に向けて走り出した。

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天使界にて、
世界中で、長老オムイが世界樹に祈りをささげていた。「神よ・・・聖なる世界樹よ・・・どうか私たちをお守りくだされ。このままでは、天使界は・・・。」

すると、天使界に、天の箱舟が到着した。オムイは、ようやく、神が救いに来てくれたのかと思った。
しかし、これは、神の仕業ではなく、ひかるが天使界に戻るためのものだった。



オムイは、驚いた。「どうして、天の箱舟から、しかも、その姿は、どうしたのだ。天使のつばさも頭の光輪もなくなっているぞ! なに、人間界に落ち、つばさを失ったおまえを天の箱舟が送り届けてくれたじゃと!? では、ほかの天使たちは、どこだ? まさか、お前、ひとりだけか? とにかく、ひかるよ、地上で何が起きているのか、わたしたちに教えておくれ。」

ひかるは、人間界での出来事を、オムイに話した。



オムイいわく、「あの時の邪悪な光は、天使界ばかりでなく、人間界まで襲っていたのか。ひかるもおぼえておろう、女神の果実が実ったあの日、地上より放たれた邪悪な光が天使界を貫いた。天の箱舟は、バラバラになり、そして、女神の果実がすべて、人間界に落ちてしまったようなのじゃ。ひかるとともに。。。」
オムイは、話を続ける。「あのあと、地上に落ちてしまった天使や邪悪な光の原因を探すため、何人もの天使が地上に降りた。じゃが、ひかる、おまえのほかは、だれも戻ってこないのだ。みなのことが気がかりじゃが、とりあえずお前だけでも戻って来れて良かった。お前は、世界樹のもとに行き、戻れたことを感謝し、そして、祈りをささげるのだ。もしかしたら、世界樹のチカラが失われたつばさと天使の光輪を蘇らせてくれるかもしれんぞ。」

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ひかるは、世界樹に行く途中に、とある石碑の前を寄った。ラフェットいわく、「エルギオスの石碑」と呼ばれるものらしい。ラフェットは、ひかるを探して、人間界に下りた、イザヤールのことを心配していて、ここで祈りをささげていた。「エルギオスの石碑」は、天使達が、エルギオスを忘れないように作られたもの。そこには、以下のような言葉が刻まれていた。

いだいなる天使、エルギオス
その、けだかき魂と人間を愛する美しい心
われら、わするることなし
そして、ちかおう
神の国に帰れるその日まで
この世界を見守っていくことを


エルギオスは、何百年もの前、イザヤールの師だった天使らしい。ある村の守護天使だったエルギオスは、人間たちを守るために地上に降り、そのまま、消息不明になってしまったのだと言う。イザヤールも心配だったようだ。

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ひかるは、世界樹に祈りをささげていた。しかし、ひかるは、しだいに、眠りに落ちて行った。

ひかるは、夢を見ているようだった。。。



・・・人間たちは、
この世界にふさわしくない
そのことしか考えず、ウソをつき
平気で他者をおとしめる
そんな人間のなんと多いことか
私は・・・人間たちを滅ぼすことにした。


「お待ちください!!」

なぜ、止めるのだ。


「私は、人間たちを信じます・・・。人間たちを滅ぼしてはいけません。どうか・・・。」

ええい、だまれ!!
もう決めたことだ。
人間は・・・滅ぼさねばならぬ。


「私は、人間たちを信じます・・・。この身にかえても、人間と人間界を守りましょう・・・。」



ひかるは、目が覚めた。翼も光輪も戻っていなかった。。。
そして、どこからともなく、声が聞こえてきた。

・・・守護天使 ひかるよ・・・
よくぞ、もどってきました。
つばさと光輪をなくしても、なお
ここに戻って来られることは
これもまた運命なのかも知れません
・・・守護天使 ひかるよ・・・
あなたに道を開きましょう・・・

私のチカラを宿せし 青い木が
あなたをあらたな旅へと
いざなうでしょう・・・

そして・・・もうひとつ
これまで あなたが旅した地に
もどる呪文をさずけましょう・・・

守護天使 ひかるよ・・・
ふたたび 地上に戻りなさい
天の箱舟で人間界に行き
散らばった 女神の果実を
あつめるのです。
そして、人間たちを・・・
世界を・・・救ってください・・・。


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オムイひかるの元にやってきた。
ひかるは、世界樹での出来事をオムイに報告した。



オムイは、「なんとも不思議な夢じゃ・・・。おそらく、神のお告げ。」オムイは、ひかるに再び地上に降り、全部で7個ある、「女神の果実」を持ち帰ることを命じた。


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(第22話につづく)
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