ひかるは、長老オムイに言われるまま、天使界の頂にある世界樹へと向かった。そして、持っている星のオーラを捧げる。

そこへ、イザヤールがやってくる。「星のオーラが捧げられた世界中は実に美しいだろう。人間たちから、オーラを受け取り、世界樹に捧げる。これこそが、天使のつとめ。ひかるよ期待しておるぞ。」

星のオーラを捧げた後、再び、長老の間に行き、捧げたことを報告した。すると、長老オムイは、「世界樹の様子はどうであったか、輝いておったか。これは、良いことかもしれない。天使の役目は、世界樹を育て、女神の果実を実らせること。守護天使が人間を守り、星のオーラを集めて来るのも、すべては、そのためじゃ。守護天使ひかるよ。自分のするべきことがもうわかったであろう。再び、地上におもむき、星のオーラを集めてくるのじゃ。イザヤールは供をせぬぞ。準備が整ったら、下の階に行き輝く星型の穴のそばにいる女天使に話しかけるがいい。」

ひかるは、星のオーラを集める為に、再び、地上に降りることとなった。

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(第4話に続く)