ドラゴンクエストIX - 星空の守り人 - プレイ日記 第10話
「旅立ち」
リッカの家には、幽霊リベルトが来ていた。「まさか、リッカが私の夢をついでくれるなんて。あの子も大きくなったものです。思い残すことは、何もありません。」と言って、リベルトは、昇天した。
サンディは、「こりゃ、あんたのことを天使と認めないわけにはいかないか。約束どおり、天の箱舟に乗せて、天使界まで送っていってあげるわ。」と、天使界に一緒に戻ることを約束してくれた。しかし、ひかるが、星のオーラを回収しないことが気がかりだった。「(星のオーラが、)そこに転がっているんですケド。。。」
ひかるは、星のオーラが見えなくなってしまったようで、サンディは、前言を撤回したい気分になった。これでは、当分の間、手柄は、サンディのものになってしまうのか?
--------
とうげの道の土砂が取り除かれ、出発の日になった。
リッカの家のまえで、別れを惜しむおじいちゃんとリッカ、ルイーダがいた。
リッカは、「離れ離れになっちゃうけどよろしくね。」と言った。おじいちゃんも、「なれない都会ぐらしで苦労も多かろうが、くれぐれも、身体を壊さぬようにな。」と、ルイーダも、「お孫さんのこと、心配でしょうけど、私もできるだけサポートしますから、ご安心くださいな。」と言っていた。
また、いままで、リッカが切り盛りしていた宿屋は、ニードが引き継ぐことになった。ニードは、「親父が働け働けとうるさいから。」と言っていたが、受け入れたようだ。
出発前に、リッカは、「ひかるって、不思議な人。本当に天使さまだったりして。。。なんてね。あなたも、この村を出たら、故郷に帰るんだよね。もし、途中、セントシュタインに寄ったら、絶対に宿屋に泊まって行ってね! それじゃ、みんな今までありがとう。」と言った。そして、ルイーダと2人でセントシュタインに向けて出発した。
--------
ひかるとサンディは、天使界に戻るため、とうげの道にある、天の箱舟に向かった。天の箱舟の中に入ると、サンディは、「なかなかイケてるでしょ。でも、できることなら、もっとカワイクしたいんだよね。ゴールドの中にきらきらピンクのライーンストーンを並べてさ、アタシ色に染めたいわけ。」と言っていた。それはともかく、早く出発しろと言うことで、天の箱舟の電源を入れた。しかし、天の箱舟は、動かなかった。天使を乗せれば動くと思っていたんだが、おそらく、ひかるが中途半端な姿であるため、天の箱舟が天使といなしてくれないのだろう。サンディ自身もあまり暇こいていると神さまに怒られると言うことで、とりあえずは、自分たちもセントシュタインに向かって、いっぱい人助けをして、星のオーラを出せば、見つけてもらえるだろうと思った。方針が決まったとのことで、2人は、セントシュタインに向かうことにした。
--------
セントシュタインに到着すると、宿屋には、ルイーダとリッカの2人も到着していて、面接をしていた。つれてきたのが、宿王ではなく小娘だったこともあり、宿屋の従業員である、レナはリッカを認めようとはしなかった。そこで、リッカは、父親が宿屋であった話を持ちかけた。しかし、それでも、レナは、納得しなかった。そこで、最後の手段として、例のトロフィーを、「このトロフィーが目に入らぬかぁ!!」と印籠を出すみたいに突きつけた。すると、とある時代劇の一幕のように、「伝説の宿王の娘。ははーーーーーーーっ。」とひれ伏してしまった。そして、リッカは、そのまま採用となった。
そのとき、リッカは、ひかるに気がついた。「さっそく、来てくれたんだ。」しかし、2人もついたばかりでまだ何も準備ができていなかった。でも、会うのが目的で、泊まるわけではないと思った2人は、ひかるに人を引き寄せる才能があると見込み、呼び込みを頼むことにした。たdし、ひかるは、旅芸人ゆえ、いそがしいので、暇があるときだけ呼び込めばいいことになった。
宿屋の本棚には、「錬金の心得」と言う本があったが、いまのひかるには、理解できなかった。
--------
セントシュタインの町を探索すると、立て札には、「わが国に黒きヨロイを身につけた正体不明の騎士あらわる。騎士を討たんとする勇敢な者、わが城に来たれ、素性は問わぬ。」と書かれていた。さらに町の人に聞いていると、「黒騎士は、城のお宝を狙っているのではないか。」とか、「地震の時に現れた。」といったうわさや、さらに、飼っていた黒い馬が黒騎士に盗まれたといった声もあった。
また、この城には、フィオーネと言う、素敵なお姫様も住んでいるそうである。
--------
ひかるは、黒騎士を討てば、星のオーラが出ると考え、詳細を聞きに城に行ってみることにした。
--------
(第11話につづく)