ドラゴンクエストIX - 星空の守り人 - プレイ日記 第15話
「永遠の愛」
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ばあやのわらべ歌を聞いて、ルディアノ城の手がかりを探すため、ひかるたちは、北の方に向かってみることにした。

そして、ばあやの家を出て、村の入り口に向かっていると、男性の悲鳴が聞こえた。すぐさま、ひかるたちは向かってみる。

悲鳴は、村のきこりのものであった。目の前には、黒騎士の姿があった。黒騎士もまた、この村にたどり着いた。

きこりが言うには、どうも、北の森の中で、黒騎士のことを探していると言う女の魔物に出逢ったようだ。その魔物は、真っ赤な目を光らせながら、「わがしもべ、黒い騎士を見なかったか?」と言っていたそうである。



黒騎士は、そばにいた、ひかるに気がついた。黒騎士が、「その後、何か分かったか?」聞いてきたので、ひかるは、黒騎士が、ばあやのわらべ歌の中で、黒バラの騎士として登場していることを言った。すると、黒騎士は、「おとぎの国の住人なのか?」と驚いていた。黒騎士もまた、わらべ歌の中にあった。北ゆく鳥を追うことにした。

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現在のステータス





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北にあった、薄暗い森を進むと、遺跡にような、朽ち果てた城が見つかった。あたりには、雷鳴がとどろき、不気味さを伝えていた。
また、同じころ、黒騎士も到着していた。「これが、ルディアノ城だと言うのか?」

城の奥に進むと、玉座のある場所にたどり着いた。すると、不気味な女性の声が聞こえた。「ククク、おかえりなさい。レオコーン。すいぶん探したけど、やはり、ここに来たのね。」。黒騎士は、女性の魔物がイシュダルであることに気づく。「思い出した。私は、キサマを討つべくルディアノ城を飛び出し、、」。そして、イシュダルに敗れ、永遠の口づけを交わした。そして、黒騎士レオコーンイシュダルは、数百年の間、闇の世界で2人きりとなった。
「だまれ、キサマのせいで、、、メリアは、、、」。黒騎士レオコーンイシュダルに盾突こうとした瞬間、イシュダルから黒い光が飛び出し、レオコーンは、その場に倒れた。



イシュダルが、「あの大地震のせいで、私の呪いは解けてしまった。けどいいわ、もう一度かけてあげる。2人きりの闇の世界にいざなう呪いをね。」と言っていると、ひかるたちに気がついた。「アラ、な〜にアンタ、まさか、レオコーンを助けようとしているんじゃないだろうね。ククク、あんたも馬鹿ねぇ。この男にかけられた呪いの威力を見ていなかったの? いいわよ、アンタにもかけてあげる。私のとびきりの呪いをね。」。しかし、ひかるは、呪いをはじいた。
「なぜ、私の呪いが効かない。お前は、何者だ。人ならば、私の呪いにかかるはず。もしや、お前は、こうなったら、ずたずたに切り刻んで、あの世に葬ってやる。」

妖女イシュダルと戦闘。まひ攻撃に苦戦するが、倒す。

敗れたイシュダルは、「くちおしや。再び、、、レオコーンと私だけの世界がよみがえるはずだったのに。。。でもね、レオコーン、数百年の時は戻すことはできない。。。愛するメリアはどこにもいない。。。絶望にまみれ、永遠にさまよい歩くといいわ。」

レオコーンの意識がもどり、立ちあがった。「メリア姫、、、そんな、まさか、、、」

レオコーンは、ひかるに言った。「そなたの手を借り、ようやく、ルディアノにたどり着いたと言うのに、時の流れとともに、王国は滅び、私の帰りを待っていたはずのメリア姫は、もういない。。。わたしは、戻ってくるのが、遅すぎた。。。」

すると、「遅くなど、ありません。」どこからか若い女性の声がした。
振り向くと、首飾りをした、フィオーネ姫がいた。



レオコーンは、「その首飾りは? メリア姫、、、!? そんな、あなたは、もう、、、。」
姫は、「約束したではありませんか。ずっとずっと、あなたのことを待っていると、、、。さあ、黒バラの騎士よ、わたしの手をとり、踊ってくれますよね。かつて、果たせなかった、婚礼の踊りを。」
レオコーンは、「メリア姫、、、この私を許してくださるのですか!」そう言うと、2人は、果たせなかった、婚礼の踊りを始めた。



レオコーンは、「ありがとう、異国の姫よ。あなたがメリア姫でないことは、分かっていた。しかし、あなたがいなければ、意のまま、絶望を抱え、永遠にさまよっていたでしょう。」と言った。
フィオーネ姫は、「あなたは、やはり、黒バラの騎士様だったのですね。はじめて、お会いした時から、ずっと、運命のようなものを感じておりました。」
最後に、レオコーンは、「メリア姫の記憶を受け継ぐ、あなたならば、そのように思われたのも、不思議では、ありません。そなたのおかげで、すべての真実を知ることができた。もう、思い残すことはない。ありがとう。」
そう言って、レオコーンは、昇天した。

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昇天後、フィオーネ姫は、「あなたにお任せしたはずなのに、あの方のことを考えていたら、ここまで来てしまいました。。。不思議なこともあるものですね。あの方と踊っている間、どこからか声が聞こえたのです。やさしい女の人の声で、よく来てくださいましたね。フィオーネありがとうって。」もしかしたら、それは、メリア姫だったのかもしれない。

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フィオーネ姫が、ひとまず先にセントシュタイン城に戻り、ひかるたちも戻ろうとすると、サンディが言った。「レオコーンってガイコツになる前は、きっと、いい男だったんでしょーね。見てみたかったなあ。チェッチェッ。」と。

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(第16話につづく)
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