ひかるたちは、
「ほこらのカギ」を持って、研究室へ。
町長に、
ルーフィンの護衛を頼まれたことを告げる。
ルーフィンは、
「こりゃあ見事にハメられたね。僕が口先だけの男じゃないってお義父さんに証明してやりまする。」。
エリザいわく、
「それは、ちょっと違うんじゃ?」
さてはともあれ、病魔を封印する手だては整ったので、西のほこらに出発することになった。先に、
ルーフィンが鍵を持ってほこらへ向かい、あとで、現地で、
ひかるたちが合流することになった。
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現在のステータス
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ひかるが
「ふういんのほこら」に到着すると、すでに、
ルーフィンが到着していた。予想していた通り、大地震のおかげで、ほこらの壁が崩れていた。こうなると、病魔の封印もどうなっているかわからない。
ひかるたちは、ほこらの中へとはいる。
先に進むと、中央の通路が行き止まりになっており、目の前に石碑があった。読んでみると、
「ふたりの賢者が目覚めしとき、赤き光と青き光がよみがえる。導きの光照らし出すとき閉ざされる扉は、開かれん。」
石碑以外に、賢者の像が2体といくつかの大きな鏡があった。賢者の像には、ボタンがあり、
ひかるがボタンを押してみると、賢者の像の目の部分から、赤い光が飛び出した。その赤い光は、途中の鏡に反射して、先ほどの行き止まりの壁に到達していた。
ひかるは、もう一つの賢者の像のボタンも押した。すると、今度は、青い光が飛び出し、中央の壁になっている部分が開いた。
すると、古文書で見た通りの病魔を封印していたと思われる壺があった。しかし、地震のせいか、その壺は、倒れて割れていた。ただ、壺に描かれている紋章は無傷で、
ルーフィンは、修復できると判断した。
作業を始めると、どこからともなく不気味な声が聞こえた。
「オろカナる、しンにュウ者ヨ、ワれヲふたタビ、封印セント、やッテキたカ、、、」。病魔は、壺の修復が終わらないうちに襲いかかってきた。
ルーフィンが壺の修復をしている間に、
ひかるたちは、病魔を退治することにした。
しかし、病魔パンデルムとの戦闘中、むなしくも全滅してしまった。。。
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気が付くと、
ひかるは、ベクセリアの宿屋にいた。全滅したと悟った
ひかるは、急いで、教会で残りの仲間を蘇らせ、急いでほこらに戻った。しかし、全滅したおかげで、せっかくなおした封印の壺は、ますます壊れてしまった。
ルーフィンに、
「しっかりしてくださいよ。」と言われながらも、なんとか、病魔を倒すことができ、封印も出来た。
これで、町の人のはやり病も治るだろうと言うことで、
ルーフィンは、遺跡の調査を続行し、
ひかるたちは、町に戻り、
町長に報告することにした。
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(第19話に続く)