※ 現在のステータス
ひかる Lv.29(旅芸人)
まい Lv.29(武闘家)
ゆうき Lv.29(僧侶)
みく Lv.28(魔法使い) / Lv.10(盗賊)
カルハドの集落からヤハーン湿地を通り、エルマニオン雪原へと進む。
エルマニオン雪原には、
「エルシオン学院」と言う学校があるらしい。
「エルシオン学院」は、雪深い所にあった。
正面に学院長。
「探偵のかたですか?」。
ひかるは、
「いいえ。」と答えたが、学院長に、
「わっはっは。また、ご冗談を。」と言われてしまった。
学院長は、完全に
ひかるたちを探偵と思い込んでいた。まあいいか。
「ここで話すのもなんですから、歩きながら話しましょうか?」。学院長は、学院の中を案内しながら、
「じつはですね。またひとり、うちの生徒がすがたをくらまし、ふたりめになってしまった。」と惨状を述べた。
ひかるは、学院長から手付金を頂き、完全に探偵扱いになってしまった。
「学院のものには、新入生が来るとだけ告げ、身分は伏せております。」
ひかるは、学院の制服を受け取った。
サンディ「かんちがいされてるんですケド!」
ひかるたちは、聞き込みを行うことにした。
と、その前に、新入生と言う設定なので、全員、学院内は制服着用。
学院内は、入って正面が校舎、左手が講堂、右手が学生寮となっている。
外にいた生徒、
「不良グループの一人が、先生に歯向かって、次の日にいなくなってしまったんだ。」
講堂の生徒、
「ふたりとも、神隠しのようにいなくなっちゃったんだ。これは、ゆうれいの仕業だよ。」
校舎にいる女生徒1、
「この前、ゆうれいを見たの。屋上からこっちを見てたのよ。古い怪談話で、屋上の天使像のおでこをさわると幽霊が出てくるってうわさもあるし。」
校舎の図書室にいる女生徒、
「初代学院長さまのお墓にね、光る木の実をお供えしたんだけど、いつの間にかなくなっていたのよ。」
女性、
「あなたが新入生なの、てっきり、見学にきた他校の生徒さんかと思ったわ。」制服着てるだろ。
2階東側の教室にいる女生徒、
「先生から聞いたんだけど、今みたいなぬるい授業と違って、昔はかなりハードだったらしいわ。初代学院長の授業は、今でも伝説になってるの。内容は、とても言えないわ。」
2階音楽室の女生徒、
「文武両道って知ってる? エルシオンの校訓なんだけどなあ。笑っちゃうよね。」
2階の階段前の生徒、
「モザイオたちに、近づかないことさ。あいつらは不良だからね。」
2階西側の教室にいる生徒、
「消えたのは、モザイオの仲間。」
チャチャ「この学院にふさわしい人か確かめてあげる。」まりょくの土を2つ持ってくればいいようだ。現在1個持っている。(クエストNo.036)
3階から外に出ると、守護天使モリケンヌ像があった。
校舎の東側に、初代エルシオン卿の墓があった。
続いて、学生寮へ。
学生寮の正面にいる女生徒「2階の突き当たりの部屋があなたの部屋。」
学生寮の1階は食堂だった。2階が生徒の居室。
自分の部屋を探していると、物音が聞こえた。
「納得できねえ。オレたちの仲間ばっかりさらわれるなんておかしいぜ。」
「あれってマジかな、ゆうれいがさらうってやつ。」
「あんなのただの噂だって。そんなんでびくびくすんなよ。」
「それより、モザイオさ。今度の標的はおまえかもよ。誘拐犯きたらどうするよ。」
モザイオ、
「上等だぜ。やれるもんならやってみろ。」
「さっすが、モザイオ、やっぱ、たよりのなるぜ。」
ひかるには、ゆうれいの気配がした。気配がした所は、自分の部屋だった。入ってみると、
モザイオがいた。
モザイオ、
「勝負するのか?おれたちのジャマすんなよ。あん、ここは、てめえの部屋だと?てめえがうわさの新入生だな。占領してしまってわるかったな。おまえら、場所を変えるぞ。」
サンディ、
「さっきの見た。あの変なゆうれい、すっごいあやしくネ。」
しばらくすると、鐘が鳴った。授業開始のようだ。
ひかるたちも教室へ向かおうとすると、女性に止められる。
「あなた、探偵だったんですね。数名の生徒がどこかでさぼっているみたいなんですの。校舎の周りを見てきてくれません。」
校舎の周りを探すと、先ほどの不良3人が講堂の裏にいた。
モザイオ、
「なんだ、おまえ、ここまで追いかけてくるなんて、ひょっとして、おまえ、仲間になりたいのか?」ここは、真相を確かめるためにも
「はい。」と答える。と、すんなりと、不良グループの仲間になった。
モザイオ、
「深夜0時に天使像のデコを触ったら、幽霊が出るってうわさだしな。お前も後で屋上に来いよ。
授業終了の鐘が鳴った。
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(第50話に続く)