ドラゴンクエストIX - 星空の守り人 - プレイ日記 第58話
「空の英雄グレイナル」
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長、「黒いドラゴンを追うため、空の英雄グレイナルに助力を願いにきたですと。そんなバカな! 闇竜バルボロスは、300年前の戦いでグレイナル様に倒されたのですぞ。しかし、わざわざこの地まで、そんな嘘をつくためだけに来るものがいるとも思えない。わかりました。そういうことなら、グレイナル様にお会いになるといいでしょう。」



サンディ「前から思っていたんですケド、空の英雄グレイナルって、300年も前の人なんでしょ。会いに行けって言うけど、なんで、そんな人が生きてるの? ひょっとして、ゾンビ?」



ひかるたちは、「ドミール火山」を上へと登って行った。



「だれじゃ。」



グレイナル「里のものではないようじゃな。」



グレイナル「わしがグレイナル。空の英雄グレイナルじゃ。見知らぬ旅の者が、このわしに何の用・・・、こ、このにおいはっ!? 忘れもせぬ、魔帝国ガナンの兵どもにまとわりつく、あの不快なにおい。キサマ、さては、ガナンの手先だな?! わしの命を狙ってきおったか? よかろう、いにしえの竜のチカラ思い知らせてくれるわ。」

グレイナルと戦闘となった。



グレイナル「おのれ、帝国の犬め。つばさが傷ついていなければ、このような結果には。えーい、殺すなら殺せ、このまま、生き恥をさらすくらいなら、死んだほうがましじゃ。」



長の家にいたばあやがやってきた。

ばあや、「待ちなされ! お待ちなされーっ!! 気になって追いかけてきてみれば、どうしてこんなことになっておるのじゃ。お客人、あなたは、黒い竜を追うためにグレイナル様に助けを求めたのではなかったのですか?」
グレイナル「黒い竜じゃと・・・、バルボロスのことか? 奴ならば、わしが300年前に倒したはずではないか?」
ばあや、「しかし、このかたは、再び、黒い竜が現れたというのです。それで、グレイナル様に助力を。」
グレイナル「ふむ。わしに、いまいちどバルボロスと戦えというのじゃな?」
ばあや、「あ、いや、そこまでは。黒い竜と戦うためのなにか助言でもいただければということかと・・・。」
グレイナル「空を飛べぬ、もうろくしたわしでは、バルボロスと戦えんか?・・・どちらにしろおことわりじゃ。帝国の手先と同じにおいをまとったものなど信用できぬ。バルボロスの復活などでたらめじゃ。」
ばあや、「そうですか。では、しかたありませんなぁ。お聞きになられた通りじゃ。グレイナル様がこうおっしゃる以上、わしにはどうする事も出来ん。お客人には、申し訳ないが、この場からも立ち去ってもらえんかのう。」
グレイナル「そういうことじゃ。はよう、どこぞに行ってしまえ。貴様が帝国に手先かどうかなど、もはやどうでもいいわ。とにかく、わしは、貴様のことが気に食わんのじゃ。さっさと立ち去るがいい!」



ばあや、「グレイナル様が認めない以上、わしには、どうする事も出来ん。」



サンディ「空の英雄グレイナルの正体が竜だなんて聞いてないんですケド。どーりで300年前に魔帝国ガナンと戦ったって話なのに今も生きてるわけだ。でも、すっかり老いぼれちゃって、空の英雄なんて呼ばれていたのは、大昔のことってカンジ。こっちの話、ロクに聞いてもらえないし、ありゃ、使えないって。もーいいから帰っちゃおうよ。」

ひかるたちは、ひとまず、リレミトで里に戻った。

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