ドラゴンクエストIX - 星空の守り人 - プレイ日記 第73話
「償い」
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世界樹に行く前に、ひかるは、ラフェットに会った。「役目を終えた天使のたましいは、空へと登り、星になるんだって。」

ひかるは、世界樹へ。



・・・・・・悲しみが 空を おおっています・・・・・・
堕天使エルギオスの 悲しみと 怒りが
世界を 染めようとしている・・・・・・

・・・・・・このうえ 堕天使エルギオスに
罪を かさねさせては いけません・・・・・・
あの者の心は 汚れ切っていない・・・・・・

・・・・・・ひかる・・・・・・

あなたが これまで助けてきた
人間たちを おぼえていますか?

あなたに 出会い
悲しき運命から のがれることができた
たくさんの人間たち・・・・・・



彼らは あなたに
心から 感謝をささげています・・・・・・
清き心をもつ 人間たちが・・・・・・



あなたが 助けた 人間たちが
・・・・・・今度は あなたの・・・・・・
ひかるの チカラになる・・・・・・



その果実は あなたが助けた
人間たちの感謝の心が結実して
たった今 生まれたものです

ひかるよ その果実を食べれば
おそらく あなたは
人間に なってしまうでしょう

けれど・・・・・・ 人間ならば
天使の理に しばられることなく
堕天使エルギオスと戦えるでしょう

つらい選択を 強いていることは
わかっています・・・・・・
ですが もう この方法しか・・・・・・

・・・・・・ひかる 神の国へ・・・行き・・・・・・
・・・・・・エルギオスを止め・・・て・・・・・・



アギロ「だけど、おまえ、天使をやめて人間になっちまうなんて本当にそれでいいのかよ?」

アギロに決意を見せるため、ひかるは、女神の果実をこの場で食べた。



サンディ「あ〜あ、食べちゃったよ。」

しかし、ひかるの中では、何も変化していないように見えた。



サンディ「やっぱ、ハネもワッカもないんじゃ、女神の果実にも天使だって認められなかったんじゃ。」
アギロ「俺には分かる。ひかるのオーラは変わったぜ。人間のソレだ。俺たちのことが見えてるのは、完全に人間になりきるには、まだ人間になりきるには時間がかかると言うことだろう。おそらく、その時が来れば、俺たちも天の箱舟も天使界も見えなくなっちまうはずだ。」



ひかるは、エルギオスとの最終決戦のため、神の国へと向かった。

アギロ「なんだ、ありゃあ。」



アギロ「なんちゅう、不気味な。」
サンディ「アレも、エルキモすのしわざ? シュミ悪い。」

ひかるは、「絶望と憎悪の魔宮」に変わった、神の国に乗り込んだ。



途中、エルギオスによって復活した、ゴレオン将軍ゲルニック将軍・・・・・・



そして、ギュメイ将軍を倒し、頂上の宮殿へ。



そこには、エルギオスがいた。



エルギオス「・・・・・・罪。存在そのものが・・・・・・罪なのだ。人間だけではない。神の創りし、この世界は、ありとあらゆる罪にまみれている。すべての罪にさばきを下さんとするならば、もはや、世界をほろぼすほかない。」

天使の理により、ひかるは、エルギオスとは、戦えないはずだった。しかし、女神の果実を食べた今では・・・・・・。



エルギオス「・・・・・・な、なぜだ。なぜ、天使であるおまえがこの私と戦うことができる。・・・・・・そうか、貴様、天使のチカラを捨てて、人間になり果てたな。ゆかい。じつにゆかいだ。人間への憎悪によって堕天使になった私の前に立ちはだかるのが天使を捨て、人間になったものとは。ならば、私も天使の姿を捨て完全な破壊の化身と化そうではないか。人に堕ちたるものよ、私の後を追ってくるがよい。」



エルギオス「来たれ! 闇竜バルボロスよ!!」



ひかるは、闇竜バルボロスを倒した。



エルギオス「バルボロスも倒したか、人に堕ちたるものよ。だが、貴様ら人間の憎悪と絶望こそがこのエルギオスのチカラの源なのだ。その憎悪のはげしさを、絶望の深さを、今こそ思い知らせてくれるわ。・・・・・・さあ、始めよう、世界の滅亡を・・・・・・。」



やっと 見つけたわ・・・・・・

ラテーナ「エルギオス・・・・・・あなたをずっとずっと探していた・・・・・・。」



ラテーナ「あの日、私は、あなたを守れなかった。だから、ずっと、探し続けたの。今度こそ、あなたを・・・・・・」



ラテーナ「あなたを救いたい。絶望と闇の中で迷う、あなたを・・・・・・。」



エルギオス「君は・・・・・・私を裏切るはずなど無かったのだ。それに気付かなかった、己の未熟さが恥ずかしい。ラテーナ、つらかっただろう。こんなにも永い年月を愚かな私のためにさまよい・・・・・・。それなのに、こんなわたしのために、ほほ笑みを返してくれると言うのか。・・・・・・ラテーナ、君が、裏切るはずが、無かったのだ。」



エルギオス「・・・・・・私は、なんと、愚かなことを・・・・・・。もし、おまえが止めてくれなかったら、怒りと憎しみに我を忘れ、私は、全世界をほろぼしていただろう。」



エルギオス「我が、おろかなる行いの数々、つぐなってもつぐないきれぬが、せめて、罪を重ねずに済んだ。天使、ひかる、おまえは、わが弟子、イザヤールを師とあおぐ、天使だそうだな。あいつは、よき弟子を育てた。ふがいなき師である私を許せと、そう、イザヤールに伝えてくれ。」



ラテーナ「行きましょう。エルギオス。」



どこからともなく、不思議な声が聞こえた・・・・・・。



・・・・・・ひかる・・・・・・
悲しき魂を救い 世界を守ったのは
あなたです ひかる



人であり 天使でもある あなたの
よき心 よき行いが
人間たちの世界を救いました



そして 今・・・・・・
長きにわたる天使の役目も 終わろうとしています・・・・・・









星となった 天使たちは
永遠の 星空の守り人として
かがやきつづけるでしょう

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